三里浜砂丘地園芸産地振興協議会

 

 

 「三里浜砂丘地の歴史」のページで説明しますように、荒廃が進むつつある三里浜砂丘地の圃場は、土地改良によって耕作が容易になり、且つ砂地にも拘わらず灌水設備が整備されて園芸に適しています。この様な好条件下において、防砂対策を兼ねた三里浜砂丘地の農産業の再生を行うことが喫緊の課題でした。

 この問題を打破するために、市は2017年1月に、三里浜砂丘地の園芸振興等を推進することを目的として、市と関係自治会及び営農関連団体等から成る「三里浜砂丘地園芸産地振興協議会」を設立しました。市は、国からの地方創生推進交付金を活用して、最近健康志向で人気が高く、防砂も期待できるオリーブの栽培に着目して事業化に着手することしました。

 

 これを受けてオリーブ栽培を実施するために、2018年7月に関係自治会の有志が集まって、「三里浜オリーブ生産組合」を設立して、オリーブの栽培活動を開始しました。今後、栽培規模を拡大していくことによって、地域が活性化し、景観が改善していくことを期待しています。

 

 なお、別のグループでは、低床地で桃等の果実の栽培を、併せて新たに始めています。