協同作業


 定期的に福井市園芸センターで勉強会を開催し、年間の栽培管理作業について、組合員一同で方法の討議及び確認を行った後、協同作業で行っています。

協同作業

 2020年度               内   容
 4月下旬

 農薬散布:オリーブアナアキゾウムシ駆除

 5月上旬

 農薬散布:ハマキムシ駆除、梢枯病対策

 6月上旬

 農薬散布:ハマキムシ駆除、炭疽病対策

 6月下旬

 追  肥:夏肥

 7月中旬

 石灰施用:ph矯正(適正値:ph6.5~7.5)、苦土石灰散布

 7月下旬

 摘果・誘引:H30年~R1に植えた木の摘果、台風対策

 8月上旬

 台風対策:防風ネットの設置(石新保地区圃場)

 8月下旬

 農薬散布:オリーブアナキムシゾウムシ・ハマキムシ駆除、炭疽病対策

  9月27日  剪定を兼ねて、茶葉を採集(各自持ち帰って加工し、後日持ち寄る)
 -続くー  
    

  2019年

内  容

   1月17日

 土作り 

   2月18日

 土壌分析結果、追肥、剪定方法

   4月23日

 新年度の栽培計画(防除、除草、潅水、防風林植え)、HP構想説明
   6月18日  珊瑚樹植樹 
   12月3日  今年の反省会、小豆島視察報告
2018年

内  容

       8月27日

 植樹(植樹方法、作業手順、役割分担等)

    9月20日

 栽培管理(農薬散布、クローバ播種、除草等)
10月18日   植え付け後の管理(潅水、肥料、除草、剪定等)
   11月15日  防寒作業
 12月20日

 剪定方法  

勉強会

                                        

2020年9月19日

宮田正信氏(福井農業ビジネスセンター

ゼネラルマネージャ-)による講話

 

勉強会(同日)

 

園芸センター藤井職員による栽培活動の概況説明

  •  病害虫の発生状況・生育状況
  • 今秋の収穫量の見込み 約120㎏前後

2018年9月 勉強会

2019年1月 勉強会


協同作業

苗木の植え付け

 ユンボによる植穴掘り・肥料等資材の運搬・肥料等のすき込み・苗木の植え付け・支柱への誘引・植え付け後の灌水、の全てを役割分担しながら効率よく行い、2018年度は750本の植え付けを行いました。

2018年9月 植え付け作業

2019年3月 植え付け作業


施肥

 堆肥と石灰を施用する冬の土作り作業、春肥・夏肥・秋肥の年3回の肥料の施用をしています。三里浜砂丘地は風が強いため、肥料が風で飛ばされないよう、クワですき込む等の工夫をしています。

2019年2月 土作り作業

2019年3月 春肥の施用作業


除草

 圃場内を定期的に皆で草刈りを行っています。

2018年9月 草刈り作業

2018年9月 電気柵周りの除草剤散布


病害虫防除

 栽培計画に基づき、害虫の発生や樹の様子を観察しながら、農薬散布による防除を行っています。

2018年11月 病害虫防除

2019年4月 病害虫防除


雪囲い

 三里浜砂丘地のオリーブはまだ植えつけたばかりの幼木であるため、2018年冬に、不織布で樹を包んで寒さや霜から守るための雪囲いを行いました。

2018年11月 不織布の切断作業

2018年11月 雪囲い作業


剪定作業(新年度)

 2019年春に、植え付けた樹の骨格作りのための剪定を行いました。

2019年4月 剪定作業

2019年4月 株元を剪定した後の樹


散水

散水は天候と木の状態をみながら、朝、夕にスプリンクラーで実施しています。

今後の抱負

2017年6月に初めて植樹を行ってから、2年が経ちました。苗木は、福岡、宮津、小豆島等から取り寄せています。また、品種も、多岐に亘っています。これらについて、圃場と苗木の関連性も含めて、生育状況を観察しながら、品質の良いオリーブを生産していきたいと思っています。

 

 今後は逐次栽培を拡大して、加工、販売、6次産業化を見据え、更に地域の景観形成を図りながら、観光農園化にも取り組んでいきたいものと熱い思いで取り組んでいます。